渡辺 直美(わたなべ なおみ、1987年10月23日 - )は、日本のピン芸人である。
茨城県石岡市出身(出生地は台湾[1])。吉本興業東京本社(東京吉本、厳密には子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシー)所属。東京NSC12期生。同期には南国姉妹、ジャングルポケット、盗涙王、御茶ノ水男子等がいる。
父親が日本人、母親が台湾人のハーフ。母子家庭で育った[2]。
茨城県石岡市立石岡中学校卒業。小さい頃から芸能界に憧れていた。勉強が全く出来なかったため、高校受験をするも失敗。高校進学せずにファミレスの夢庵にアルバイトとして働き、貯金をしてからNSCに入る[3]。
2007年9月にコンビ「フレッシュライム」(相方はササキりな)を方向性の違いで解散し、ピン芸人としてデビュー。2008年1月2日放送の『新春大売出し!さんまのまんま』(関西テレビ)に今田耕司一押しのお笑い芸人として紹介され出演し、ビヨンセのものまねで2曲を披露して、明石家さんまやゲストの井上真央の笑いを誘う。今田は「使ってる筋肉はビヨンセと全く同じ」、「安いスナックのお姉ちゃんじゃないですよ」と述べた。なお、この時はマライア・キャリーの物真似をする予定だったが、本番直前にビヨンセに変えた[4]。また、今田が司会を務める『爆笑レッドカーペット』では「こんな芸があったら、どんなスナックでも働ける」とも評された。
2008年3月31日から『笑っていいとも!』(フジテレビ)の14代目いいとも青年隊として、鈴木凛と共に「いいとも少女隊」を結成。前週の3月27日(木曜日)に『人間プロファイリングQ ハメ込みナンバーズ』のコーナー(この時のテーマは若手ピン芸人の年収を当てる)にゲストとして初出演した時には、翌週からいいとも少女隊としてレギュラー出演することは全く公表されていなかった。マネージャーからレギュラーの話が来た時は自信が無く不安で一度断ったが、マネージャーから「すごく勉強になるからチャンスをつかんで来い」と言われ引き受けたという。
静電気ショックのスーパーヒーロー
いいとも少女隊としての出演中にもビヨンセキャラに切り替わることが時々あった。5月21日放送の同番組で、「テレフォンショッキング」のゲストとして出演した木村佳乃が、注目している芸能人として、「ビヨンセのモノマネをする子」という表現で渡辺を挙げたところ、「芸人・渡辺直美」としてサプライズ登場。ビヨンセのモノマネを披露し、木村や観客の拍手を浴びた。また、8月24日放送(8月22日収録)『笑っていいとも!増刊号』の、「思い込みハリウッドスターソックリさんコンテスト」(ゲスト・ウイル・スミス)でもビヨンセのモノマネを披露した。
2008年6月、日本独自企画により発売された、ビヨンセも在籍したデスティニーズ・チャイルドの(各メンバーのソロ新曲を含む)ファミリーBEST『ラヴ・デスティニー』のTV-CMに起用された。
2008年10月31日、『笑っていいとも!』にビヨンセ本人が生出演した際、本人の目の前で初めてビヨンセの物真似を披露した。ビヨンセ本人とはこの日が初対面であった。ちなみに後日放送されたこの週の『増刊号』において「本物のビヨンセがいいともに出演すると聞いていて、あまりの緊張のため前日の夜からお腹の具合が悪くなり、オナラがよく出る状態だった。実際にビヨンセに会った時もオナラが出てしまい、きっと私のものすごい臭いオナラがビヨンセの方にも匂いがいってしまったと思う。ものすごく申し訳ないことをしてしまった」と語っていた。
2009年、吉本興業若手によるユニット『東京ワン・ダース』に参加。そのほかメンバーはチョコレートプラネット、井下好井、タモンズ、ジャングルポケット、メメ。
またジャングルポケット斉藤と組み、テレビでは出来ないようなネタをいくつか持っているらしい。フット刑事では、ピンクローターを彼氏に仕込まれたファミレスの店員というものを披露していた。
太めの体型が特徴。公式プロフィールのサイズは身長158cm、体重76kg、B96cm(自称Hカップ)、W90cm、H96cm。2012年1月時点では体重90kg、B108cm、W105cm、H102cm、2012年5月時点では体重95kg。『リンカーン』に出演した際は松本人志や三村マサカズらが爆笑する中で山口智充は渡辺に見とれており「ええ体してるな〜」「自分のタイプの女性」と述べていた。そのような事情もあって、最近ではデブタレの1人としても知られている。
ママ、あなたは6時15 ATCOレコードを満たすことができます
ビヨンセの大ファンであることから現在の芸風を確立したが、英語は全く話せない。
実家はかなりの貧乏でなかなかご飯が食べられなかったため、マクドナルドのチラシやレストランのメニューを見て空腹をまぎらわせていた。
中学卒業後、3ヶ月は痩せていてモテていたが、夢庵でアルバイトをしていたら、ストレスと賄いにより25kg程太ってしまい今の体型になった[5]。なお、2008年11月14日には4月からの7ヶ月間に13kg太ったことをエクササイズのイベントで暴露した[6]。
尊敬するお笑い芸人は岡村隆史。理由は「動きや顔で誰にでも分かる面白さを追求しているから」[3]。2008年現在の悩みはネタ数が少ないこと。ネタが尽きたらそのままテレビから消されてしまいそうで怖いという。目標はコント番組にレギュラー出演することだというが、ピカルの定理のレギュラーとなり叶った[3]。 部屋はゴミ屋敷同然の状態であり、テレビ番組の企画で松居一代により掃除されたこともある[7]。歯は1年磨いていなかったことがあり、新堂本兄弟に出演した際にはヘソが臭いということや、下着を洗うのが面倒だったり、サイズがないことから男物の白ブリーフを履くこともあるということが明かされた。ヘビースモーカーである。
仲の良い芸人は、平成ノブシコブシ吉村、ハリセンボン近藤、ジャングルポケット斉藤、はんにゃ川島。色々な芸人のブログに登場する。男芸人と2人で遊んだりもする。
2010年、グランジの遠山に告白するも「恋人としてみれない」と振られる[8]。
[編集] 和製ビヨンセ、洋楽当て振り
和製ビヨンセ(または「なりきりビヨンセ」)と言われ、ワンピースを主なステージ衣装としてビヨンセの曲に合わせ踊りを演じるもので、本人は歌わないため当て振りである。『いいとも』ではタモリが「ブヨンセ」と茶化すこともある。
最初の楽器は何しました
2008年8月24日放送の『笑っていいとも!増刊号』の企画『身内自慢コンテスト 海外有名人そっくりさんスペシャル』にビヨンセのそっくりさんとして登場するも解答側にいたウィル・スミスに「マライア・キャリー?」と言われてしまう。
2008年10月9日にTBSテレビで放送された『ハプニング名珍場面 日本全国プレミア映像スペシャル』において、はるな愛との間でものまねネタ交換対決をプレゼンテーションし、はるなが「エア・ビヨンセ」を、渡辺が「エア・あやや」を演じた。5人の審査員(三浦春馬・佐藤健・戸田恵梨香・えなりかずき・岡本信人)の評価は、三浦以外はGOLDだった。
ビヨンセ以外の洋楽や邦楽(歌謡曲、J-POPなど)の当て振りや歌うネタもある。
[編集] テレビ番組
[編集] ウェブ配信
[編集] 舞台
- 『花坂荘の人々#1 〜おなか、すいてない?〜』(神保町花月:2008年4月15日 - 20日)
- 『花坂荘の人々#2 〜ブラザーズ&ブラザーズ〜』(神保町花月:2008年5月13日 - 18日)
- 『花坂荘の人々#3 〜これから、そしてここから〜』(神保町花月:2008年6月17日 - 22日)
- 神保町花月2周年記念公演 『UNSUNG HEROES〜謳われることのない英雄たち〜』(神保町花月:2009年7月7日 - 11日)
- スーパーチャンプルシアター『未来サイボーグ VS 七匹の妖怪』(よしもとプリンスシアター:2009年8月3日 - 12日)
- 『咆号』(神保町花月:2010年2月16日 - 21日)
- 『アイツにメガトン』(神保町花月:2010年8月2日 - 8日)主演
[編集] ライブ&イベント
- 単独ライブ『H』(渋谷シアターD:2008年8月9日)
- 単独ライブ『まねクラ嬢直美』(新宿シアターブラッツ:2009年2月4日)
- 単独ライブ『夏の花びら大回転 〜21の夏〜』(新宿シアターブラッツ:2009年8月3日)
- ナオミ&ヒーボー トークライブ(渋谷シアターD:2009年10月24日) - 太田博久(ジャングルポケット)との共演
- JIMBOCHOトーク ナオミ&ヒーボー (神保町花月:2010年2月12日) - 太田博久(ジャングルポケット)との共演
- 単独ライブ『本番OK! 〜22の春〜』(新宿シアターブラッツ:2010年3月20日)
- JIMBOCHOトーク ナオミ&ヒーボー 4月公演(神保町花月:2010年4月7日) - 太田博久(ジャングルポケット)との共演
[編集] 映画
[編集] テレビドラマ
[編集] CM
[編集] 83.87.E3.82.AA">ミュージック・ビデオ
[編集] DVD
- 「ルミネtheよしもと 業界イチの青田買い2009冬」(2009年) - 「渡辺直美と斉藤さん」として
- 「花坂荘の人々 上/下巻」(2009年)
- 「戦え!キャプテンボニータ」(2009年)
- 「爆笑レッドカーペット 克実より愛をこめて編」(2010年)
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