=================================
「タ� ��グチームとして成功したいならば友情は大切だ」
ーまず始めに7月3日後楽園大会で決定した、IWGPタッグ選手権試合について伺います。対戦相手が棚橋・後藤組に決まったことについてどう思いますか?
バーナード :今回のタイトルマッチはバッドインテンションズが世界一のタッグチームであることを更に証明するための試合だ。何故ならこれは棚橋・後藤という世界に誇る二人のレスラーを相手にするからだ。彼らをやっつければ、また俺たちが世界のトップだということになる。とてもエキサイティングだね。
アンダーソン :何年も日本で一番のチームとしてやってきた。棚橋、後藤がナンバーワンレスラーであるということは誰でも知っている。僕もこの試合は楽しみだよ。
ー棚橋後藤組はいいチームになるでしょうか?
バーナード:どうだろうね、それはわからない。タッグチームというのは一緒に戦うものだ。棚橋、後藤が素晴らしいシングルプレイヤーであることは誰でも知っているけれど、チームでやるってことは難しいことがたくさんあるんだ。
アンダーソン:俺はバーナードの動きなら何でもわかるし、バーナードも俺の動きなら全てお見通しだ。棚橋・後藤はタッグチームとしての経験はそんなにないだろうが、彼らくらいのトップクラスのレスラーならそれは問題ないだろう。
ーバッドインテンションズは昨年7月にIWGPタッグ王者となり、これまで8回防衛してきました。これはIWGPタッグ史上最高記録となりましたが、それをご存じでしたか?
バーナード:ああ、それについては聞いたけれど本当かい?そうだとしたらそれはとてもエキサイティングだね。とても光栄に思っているし、これからもベストでありたいと思うよ。
アンダーソン:素晴らしいよ本当に。とても光栄だ。もっと勝ち続けて記録を更新したいね。
唯一の神はあなたを判断することができます
ー特にヘビー級では日本においてお二人ほど長くタッグを組み続けているチームはいないのですが、何か続けていくコツはありますか?
バーナード:友情だね(即答)。もちろんレスリングをするまでアンダーソンのことはあまり知らなかったけれど、一緒に戦い、彼も成長して一人前のレスラーになり、そして今は大事な友達になったんだよ。
ーやはり友情は大事ですか?
バーナード:タッグチームとして成功したいならば友情は大切だ。俺はそう思うよ。
アンダーソン:ビッグマッチで勝った後は街に出て、ビールを飲んで美味しいものをたくさん食べて、楽しむんだ。この仲間をとても愛しているんだよ。寿司を食べて、ビールを飲んで、焼肉を食べて。
バーナード:マクドナルドもね。
アンダーソン:それがユニットってことだよね。一緒に働いて、一緒に楽しむ。
ーお互いをパートナーとしてどう見ていますか?
バーナード:それはタッグパートナーとして?それと人として?
ーではまずパートナーとして。
バーナード:ハハハ。パートナーとしてなら彼以上のヤツはいないよ。この体重で、彼より大きいレスラーと戦って、絶対に勝負を諦めない。
ーでは人としてはどうですか?
バーナード:彼は本当にヒドいんだ。時々すごく臭いんだ。シャワーは浴びないし。
アンダーソン:俺はシャワーが大嫌いなんだよ。
ー本当に?
アンダーソン:いや、ジョークだよ。
ーではアンダーソン選手、タッグパートナーとしてのバーナードはどうですか?
アンダーソン:デカいガイジンレスラーなら日本にこれまでもたくさん来たと思う。大きくって強いだけのヤツならたくさんいただろうが、バーナードほど早く動ける大型ガイジンレスラーは誰もいなかった。大きくて強くてしかもスピードがある。だからこそ彼が最高のレスラーなんだ。しかも俺は高校生の頃からバーナードをテレビで見ているからね!俺は実はバーナードよりかなり若いんだ。
バーナード:ハハハハ。
アンダーソン:いや本当に、テレビで見てたんだよ!そんなテレビで見ていたバーナードとタッグを組んで、チャンピオンでいられるなんて最高だよ。
ーでは人としてバーナード選手とは?
アンダーソン:最高だよ!最高のファミリーだ。最高の仲間だし、俺にビッグマネーをもたらしてくれるからね。本当に、最高だ。
ー彼はいい匂いがするんでしょうか?
アンダーソン:時々ね。お風呂から出た時には嗅いでみるんだ。臭くないかなってね。俺はパーフェクトな香りだよ!
詩 "あなたの赤ちゃんです"
ーでは友情がタッグチームとしては何より大切だと?
バーナード:俺の考えはそうだね。カールとは自分の奥さんよりも長く一緒にいるからね、これだけ日本にいる時間が長いとね。人間として、より深くお互いを知る必要があると思う。
アンダーソン:一緒にリングにいるからには、お互いを尊敬し合う必要があるんだ。
ーお二人が他のチームと違う最大の魅力は何ですか?
バーナード:そりゃあチャンピオンであることだ。IWGPと、GHC。これまで他にだれもがなし得てないことを成し遂げている、これこそが最大の魅力だと思う。
アンダーソン:俺が日本に来た時には誰も俺のことを知らなかったし、中西みたいなレスラーになったりチャンピオンになるとも思わなかったろう。でも俺たちは努力して、今の地位まで登り詰めた。それは歴史が証明している。これこそが最大の他のチームとの違いだ。
「5年前からタナハシのことは世界一のレスラーだと思っているよ」
ーでは次にIWGPヘビー級選手権について伺います。7月18日に札幌で棚橋選手とのタイトルマッチが決定しました。
バーナード:ゾクゾクするよね。5年前にやはり札幌で棚橋に挑戦した。今回新日本が俺にチャンスを与えてくれて、あの時のスリルを思い出すよ。
ーあなたはずっとこの5年そのチャンスを待っていた?
バーナード:そうだね。新日本の中では常にベストを尽くしていなければならない。たくさんの素晴らしいレスラーがいる中でも一番でいなければならないんだ。その中で遂に、ジャイアント・バーナードの時がきたんだ。
ー5年前はブロック・レスナーが直前で逃亡し、混乱した中でのタイトルマッチだったが?
バーナード:確かに状況は良くはなかったが、新日本にとっては悪くなかったと思う。ブロック・レスナーは自分自身でこの新日本のリングを離れていったわけだし、俺と棚橋はビッグマッチそれをかき消すファイトをした。そう俺は思っている。
ー棚橋選手は今回のタイトルマッチに恐らく特別な意味を感じていると思うが、バーナード選手はいかがですか?
バーナード:いや、俺にとっては特別な意味はないね。5年前の棚橋は確かに俺より強かったから俺を倒した。それより俺は強くなっているし、彼だって強くなっているだろう。だから札幌に来て、今の二人のどちらが強いのかを見て欲しい。
ー棚橋選手はバーナード選手が新日本ファンにとても愛されていることを知っていて、もしかしたら自分より声援が大きいのではないかと言っていたが?
バーナード:そうだね、観客は俺の方が棚橋よりカッコいいから応援してくれるだろう。
アンダーソン:その通りだよ。
バーナード:お前(三田)何で笑ってるんだ?そこは笑うところじゃないぞ。棚橋は心配することない。彼はとても愛されているよ。
歌、戦争、それは良いものです
ー棚橋選手のことをレスラーとしてどう評価しますか?
バーナード:5年前から今までずっと俺は棚橋のことを世界一のレスラーだと思っているよ。
ー彼はよく自分のことを「100年に一人の逸材」と言いますが、バーナード選手もそう思いますか?
バーナード:俺もそう思うよ。彼は特別だ。彼はよく練習するし、いつも今よりも向上しようと努力しているし、常に戦っている。
ー棚橋選手との間に特に恨み、因縁はないと思いますが。
バーナード:ないね。だから棚橋にもベストで来て欲しいし、俺もベストでいく。それだけのことだ。
ータイトルマッチはどのような戦法で戦いますか?
バーナード:俺がいつも戦っているように彼とも戦うよ。彼にストレートにぶつかっていき、勝つためにいつもバーナードがやっているようにやる。
ーアンダーソン選手はこのタイトルマッチについてどう予想しますか?
アンダーソン:バーナードが勝つね。20分も経つころにはバーナードライバーで棚橋はリングに倒れているだろうね!GHCタッグチャンピオンであり、IWGPタッグチャンピオンである俺たちを倒せるヤツは誰もいないよ。そしてその肩書きにIWGPチャンピオンが加わるだろうね。
ーバーナード選手がチャンピオンになったらアンダーソン選手も挑戦したいですか?
アンダーソン:もちろん。
バーナード:もちろん。
アンダーソン:俺が最初のチャレンジャーだよ、もちろん。すぐに挑戦するよ。
ーじゃあアンダーソン選手はバーナード選手をやっつけるんですね?
アンダーソン:とっても簡単さ。たぶんね。
バーナード:お前は俺を倒すんじゃないかって気がするよ。
ー彼のマシンガンで?
バーナード:マシンガン?いやあ彼の銃はちっちゃいからね。ガンスタンだけ気をつけているよ。
「新日本で仕事をするのが夢だったし、今俺はその夢の中にいるんだ」
ー次に新日本プロレスへの愛情について伺います。お二人は世界中どこでプロレスをすることも出来ると思うのですが、日本で、そして新日本プロレスにずっと上がり続けている。何故なんですか?
バーナード:これには長い話があるんだ。ずっとプロレスラーになりたいと思っていて、世界中をレスラーとして廻りたいと思っていた。アメリカでレスラーになり、それはそれで楽しかった。でもある日、いろいろなことがあって、アメリカでもうプロレスをするのは辞めようと思ったんだ。それで日本に来るチャンスがあり、それは俺の夢となった。ここで仕事をするのが夢だし、それをとても愛しているし、いま俺はその夢の中にいる。だからずっと日本でレスリングをしているんだ。
ーこれからもずっと日本で続けていきたいですか?
バーナード:もう辞めようかなと思っている時にチャンスをくれたことを感謝しているし、ずっとここでやりたいと思っている。この新日本という会社を愛しているよ。
ーアンダーソン選手はいかがですか?
アンダーソン:新日本が初めて俺にレスラーとしてのチャンスをくれたんだ。4年前に新日本が俺を呼んでくれたからこそ、俺はレスラーとして試合をすることが出来る。その機会を与えてくれた新日本に感謝しているし、可能であるならばずっとここでやりたいと思っているよ。
ーバーナード選手はよく「新日本プロレス、イチバーン!」と言いますね。
バーナード:新日本プロレスは世界一のカンパニーだ。そして日本のプロレスファンは本当に素晴らしいし、特に新日本ファンは最高だよ。良い試合をすれば彼らは高く評価してくれるし、プロレスを理解している。
アンダーソン:世界一だよ。彼らの情熱は本当に素晴らしいよ。
ー視聴者の皆さんにひと言お願いします。
バーナード:サムライTV! ジャイアント・バーナード&マシンガン、バッドインテンションズ!
====================================
いかがでしたでしょうか。彼らの深い信頼関係、そして新日本プロレスに対する深い愛情がわかって頂けたかと思います。棚橋選手のことを世界一のプロレスラーだと認めた上で、最高の状態のふたりが向かい合う。どうか明日のタイトルマッチが素晴らしい試合であることを心から祈っています。
そして、バナさんがベルトを巻いた日には最初の挑戦者はもちろんカール・アンダーソン! 「彼のマシンガンはたいしたことないよ」が下ネタだったのかどうなのか未だに悩んでいるわたくしですが(そんなことはどうでもいい)、アンダーソン選手のシングルプレイヤーとしての活躍にも今後大いに期待が持てそうです。
お寿司が大好きで、食べられないネタはなんにもなくて、「イクラ、ウニ、サーモン、カニミソ、炙りサーモン、炙りトロ、何でも持ってこーい!」なバッドインテンションズにはこれからも日本のタッグの頂点にいて頂きたいと、心から思っています。
新日本プロレス真駒内大会は、札幌市の真駒内セキスイハイムアリーナで午後3時から。チケット情報はこちらをご確認あれ!
またPPVでも完全生中継いたします。スケジュールはこちらをご確認下さい!
0 件のコメント:
コメントを投稿