● 目 次
第1場面 宇宙人・空飛ぶ円盤について
UFO・宇宙人
コンタクトについて
UFOの目撃
直感は宇宙の核心にふれる
バイブレーションのちがい
魂の学びと惑星
地球は進化の道をあやまった
宇宙の法則
第2場面 地球の「世の終わり」がまじかに迫っていることについて
地球と人類の進化
進化の大周期
宇宙創造神
宇宙の儀式とワンダラー
第3場面 地球は地軸が傾き、大変動がおこることについて
地軸の変動
新しい地球の建設
百匹目のサル
第4場面 この� �は、天空に宇宙船が満つる時であることについて
魂の救いと地球再建の役割
宇宙船天空に満つる日
攻撃にきたのではない
天からの声は語る
信が問われる時
地球の外から
ノアの箱船
魂の救い
地球再建の役割
第5場面 新しい世はもう始まっていることについて
魂の成長
日常生活の中の新しい世の芽
光で地球をおおう
「思い」は地球を創る
新しい世の波動を語る
二つの輪が重なる時
イ=インタビュアー 渡=渡辺大起氏 1994年6月 信州蓼科にて
第1場面 宇宙人・空飛ぶ円盤について
UFO・宇宙人
イー はじめまして、私はIです。今日は、長年UFOの研究をなさっている渡辺様に「UFO」や「宇宙人」のことについてお話をうかがおうと思いましておじゃまいたしました。まずは、はじめのきっかけなどについてお聞きしたいのですが?
渡ー 私が興味をもちはじめましたのは、1950年代になってからなのですが、実は円盤というのは何万年も以前から地球に来ているのですよ。近いところでは、古事記には「天の鳥船」だとか、それから竹取物語には「空飛ぶ車」とかいう名前で表現されていますね。この竹取物語は映画になりまして、そこではUFOがクライマックスにでてきますね。これなんかのUFOの現われ方を見ますと、新しい時代がきたというふうに感じますね。
イー はあ、そんなに前からきているのですか。
渡ー そうなんですね。また、最近のアメリカなどでは1937年にダナ・ハワードという女性が、金星人のダイアンという人とコンタクトしたんですね。このダナ・ハワードさんとは、私がアメリカに行きました時にお会いしたのですが、私と同じような体験をしておられます。その次は、1947年6月24日にケネス・アーノルドという人がワシントン上空で自家用飛行機に乗っているときに、近くを9個の物体がいっしょについてくるのを目撃したんです。この人はそれを、コーヒー皿を裏返したようなものがサーと飛んでいたというので「フライングソーサー」とよんだんですね。それを日本語に訳したひとが「空飛ぶ円盤」とされ、その呼び名が一般化したんですよ。
イー それで「円盤」というんですね。
渡ー そうです。しかし実際は円盤にはいろいろな形がありまして、三角の形をしたものもあればね、ドーム型をしたものとか、そのほかにもいろんなタイプがあって、そりゃあもう各種各様ですよ。
イー そうですよね、葉巻型の円盤なんかも有名ですものね。
渡ー あれは母船と言ってたいへん大きなもので、長さが何キロメートルというものもあるんですよ。
イー そんなに大きなものなのですか・・・。そんな円盤が、近くの空に出現したらすごいでしょうね。
渡ー そりゃあ、みなさんビックリするでしょうね。
イー しかしそのケネス・アーノルドさんのみたものは、お皿の裏返し型だったのですね。
渡ー そうです。それでその目撃したことを彼は警察や消防署、放送局や新聞社などにぜんぶニュースを流したんですよ。そうしたら、いっせいに新聞などにでたんですよ。それでどうなったかといいますと、その新聞やラジオ局に「私も見た、オレも見た」と、たくさんの人が連絡してきてビックリしたんですよ。アメリカ国民は自分が見たものは本物だったと自信をもったんですね。
イー はあ〜、おもしろいですねえ。
渡ー しかしですよ、これより10年も前からNASAやFBIとかいった機関が、おおくのお金をかけて調査していたんですよ。
イー じゃ、もうすでにUFOの存在をアメリカ政府は知っていたのですね。
渡ー そういうことですね。今は一部情報公開されていますが、当時はまったくの極秘調査だったんですね。
イー なぜ極秘なのでしょうか?
渡ー それはいろいろな理由があるでしょうが、ひとつには、当時はUFOは敵国のソ連などの秘密兵器ではないかと思われていたんですよ。それと、あまり謎めいたことを公表して、国民を混乱におとしいれてはいけないという理由もあったかも知れませんね。
イー なるほどね。
渡ー その次が有名な、1952年にアダムスキーが金星人ホーソンと会見して、1953年に「空飛ぶ円盤実見記」というのを発行したんですよ。そして、54年に日本語に訳されたんです。この翻訳者の久保田八郎という人はかつての私の仲間で、英語がうまくて日本語の文章表現もすぐれているので、このアダムスキーの本は、たいへんすばらしいものになりましたね。このころより世界各地で、宇宙人とコンタクトする人がどんどんと現われてきたんです。しかも、アメリカ・イギリス・ブラジル・ニュージーランドなどは非常に熱心でした。そして多くの国が、国家予算を計上して調査していたんですよ。
イー 日本ではどうだったんですか?
渡ー 日本は国家としては調査していませんが、一般では1957年ごろから円盤に興味を持つ人や、円盤・宇宙人に関心のある人たちによって、それぞれ組織のようなものが作りはじめられましたね。その団体には、おおきく分けて3つの傾向があったのですよ。ひとつには円盤を研究するグループで、円盤が他の遊星からくるものではなくて、どこかの国の秘密兵器だというので、これを徹底的に研究するというものです。もうひとつは、いや円盤のようなものは地球上で作られるはずはない、どこかよその星からくるかも知れない、しかし我々の太陽系からくるとは考えられない、もっとはるか遠くから来るのではないか、だからもっと科学的に研究しなければならないというタイプ。最後のひとつは、円盤や宇宙人は あってあたりまえだと、そしてなにか彼らは、地球と友好を求めているのに違いないと、また、あれだけの高度なものを作っているのだから、もっと我々より高い知性と知識を持っているのに違いない、だから彼らから、おおいに学ぶべきものがあるのではないか、というタイプ。この3つができたんですね。
イー 同じUFOの研究団体でも、いろんなタイプがあるのですね。
渡ー そうです、いろいろありましてね、それぞれたいへん熱心でしたよ。その中で私は、一番最後のタイプの団体に入ったんです。その当時1959年、60年ごろは、月のうち半分以上は私も東京に行き研究したり、用事で全国を走り回っていましたよ。また、私たちの所に話を聞きに来られる方も多くて、中には有名な文学者や文化人といった方々も来ておられましたね。
イー そうですか、かなり活発な活動をなさっていたんですね。
渡ー そうなんです、みなさん熱心でしたよ。それから1958年には、名古屋市においてAZという宇宙人とコンタクトがはじまったんですよ。私も同じ年に瀬戸で宇宙人と、特殊なコンタクトをはじめたんです。これは、先ほど言いましたアメリカのダナ・ハワードと同じようなものでしたね。
コンタクトについて
イー コンタクトというのは、それはどのようなものでしたか?
渡ー コンタクトといいましても、これもまたいろいろなタイプがありまして、直接宇宙人と会って話をするものや、ラジオから宇宙人が語りかけたり、テレビが突然うつりが悪くなってUFOや宇宙人が現われたりするものもありますしね。
イー それはスゴイですね、そんなこともあるのですか。
渡ー はい、ありましたね。しかし、たしかに私たちの地球的感覚で判断しますと、このような直接会ったり、耳に聞こえたりするコンタクトはスゴイなと思われるのですが、本当は、高度なコンタクトになればなるほど、もっとかすかなものになりまして、たとえば、ふうっと心に思いが湧くのですね、極端にいいますと、それが自分の思いなのか、宇宙人からのメッセージなのか、わからないようなものが高度なコンタクトなんですよ。
イー なるほど、私たちの感じでは直接宇宙人と会ったりするほうがスゴイと思いますが、じつは反対なんですね。
渡ー そうなんですよ。それはなぜかといいますと、私たちの波動が宇宙人とかけはなれていますと、向こうも姿を見せたりラジオなどの機械を使ったりしなければなりませんが、その波動が近くなってきますと、心と心でつながれるわけですね。私たち地球人でも、あまり付き合いのない人としゃべるときには、誤解のないようにきちっとていねいにお話したり文章にしたりしなければなりませんが、気心の知れた親友と話すときなんかは、あるていど言葉を出さなくても、何を言いたいかわかることがありますよね。そういうことなんですよ。
イー はい、ありますね、なるほど。
渡ー コンタクトというものはそのようなものなのですが、さきほどの話のダナ・ハワードとか私の経験したことでは、ある講演会で話をしていますと、宇宙人の方が、私やハワードさんのボディを借りて話をされるということが起こったんですよ。
イー えっ!体を借りてですか?
渡ー はい。「オーバーシャドウ」というコンタクトなのですが、私が話していますと自分でもわからないうちに「今、宇宙人が私の体を借りて話をしています。」としゃべっていて、いろいろな宇宙の話などをとうとうと語ったわけですが、聞いておられた人の中には、その宇宙人の姿も見える方がおられまして、その人が言うには「あなたの姿が消えて、もっと体の大きなノーブルな感じの方がしゃべっておられましたよ。」というわけですね。
イー それはおどろきですね。
渡ー 私自身もびっくりしましたが、このようなことが、ダナ・ハワードさんにもあったわけです。そして、こういったことからいえることは、宇宙の方々はわざわざ遠いところからきて、ここまでしてでも、私たち地球人に伝えたいことがあるということですね。
イー なるほど、そうなんですか・・・。
UFOの目撃
イー 渡辺さんご自身が、UFOを目撃されたのはいつごろですか?
渡ー あれは、やはり日本でもUFOの研究がはじまりだしました1950年代の中ごろだったと思いますが、円盤研究なかまが「見た見た」といいだしましてね。そんな友人とUFO観測会なんかを開いて山に登り、一晩中夜空を見上げたりしたんですけれども、なかなか現われませんでしたよ。そのようなことを何回かしているうちに、私自身もUFOを目撃するようになり、よく近所の小高い山や家の物干しなどに上がって観察するようになりました。
イー へ〜すごいですね、物干しからも見えるというのもおもしろいですね。どのような感じでしたか?
渡ー そうですね、まず空に向かってUFOに来てくださいと想念を送るんですよ、そうしてしばらくたちますと、スーと現われるんです。その現われるまでの時間はすぐのこともありますし、1時間2時間とかかることもあります。また、むこうがお忙しいのか、もしくはこちらの熱心さや忍耐を見ておられるのか、一晩待っても現われないこともありますが、現われる時はそのうち来まして、右から左へゆっくり進むものや、頭の上から前方にはやいスピードでピューと飛んでいくもの、また目の前をジグザグで飛行したり、遠方からこちらに向かって飛んできたと思ったら、急に90度の方向転換をして去っていくものとか、色々なUFOを数えきれないほど見ましたね。
イー はあ〜うらやましいですね・・・。私も昨年、父と自動車に乗りながらUFOの話をしている時に、前方の上空から真っすぐ下に、スーと落ちてくる光る物体を見たんですよ、その瞬間ふたりとも「あっ、UFOだ!」と叫んだんですけれども、いまだにそれがUFOだったのか、流れ星だったのかわからずじまいです。それでもその時は、なにか心が洗われるような、とても気持ちのいい不思議な感じで、感動いたしました。あれは本当にUFOだったのでしょうか?
渡ー たぶんそうだったでしょうね。その時にUFOの話をしていたので、それを察知した宇宙人が、あなた方のために姿を現してくださったのでしょう。また、その瞬間にUFOだと思ったということは、ほぼ間違いないと思いますよ。
イー わあ〜、そうだったんですか、うれしい!
渡ー 人間の認識と現実というのはおもしろいもので、たとえば、あなたともう一人の、あまりUFOのことなど信じない人がいっしょにいて、目の前の空をUFOが横切ったとしますね、あなたはそれがUFOだとすぐにわかり、感激して「今、UFOがあそこに飛んでいるよ」といいますが、もう一人の人にはUFOという存在が頭の中の概念にないか、もしくは否定的な考えがありますと、それが見えなかったりします。もし見えたとしましても、あれは流れ星だよとか、人工衛星だよとかいって、けっしてUFOだとは認めようとしないと思いますよ。極端な話をしますと、たとえアダムスキー型の代表的なUFOが目の前に大きく出現したとしましても、認めない人は認めないと思いますよ。そのように、私たち人 間の認識力はあやふやなもので、こちらの心に眼前におこる現象にたいしての受皿がないと、その現象は私たちにとって現実とはならないのですね。
イー はあ〜、ということは、私も「あっ、流れ星だとか、飛行機だ」とかいっているもののなかにも、実はUFOだったりしているんでしょうね。でも、なにか「これはゼッタイにUFOだ!」という確証のようなものがほしいですね。
渡ー こんな話があります。さきほど言いましたコンタクトマンのアダムスキーが、かつて宇宙人に、なにかコンタクトの証拠になるようなものを欲しい、といいましたところ、宇宙人は「地球人は証拠病患者ですね」と笑ったそうですよ。
イー でも、実際に目の前に、どう見てもUFOだというものが現われると、みんなが信じるのではないですか?
渡ー そこが証拠病患者の私たちの悲しいところで、見れば信じると誰もが思っているでしょうが、じっさい目撃すると、こんどは「もっと大きなものを見たい」と思うようになりまして、その次には「宇宙人と会見したい」とか「物的証拠が欲しい」とかで、これには際限がないのですよ。
イー なるほど、どこまでいったら本当に信じるのかわからないわけですね。
渡ー そうなんですよ。たとえ山ほどUFOの写真を撮ってきたり、なにか記念品をもらって帰ったりしたとしても、今度はその信憑性をめぐっての論議が、いっぱいなされるだけでしょうね。そのようなことをしているうちに、本当に大切な「宇宙人来訪の本質的意味」については、みんな考えることを忘れてしまうんですよ。
イー じゃ「UFOだ」と思ったら、その時の自分の思いを大切にするほうがいいわけですね。
直感は宇宙の核心にふれる
渡ー そのとおりですよ。物事の本質をとらえることができるのは、ただ「直感(インスピレーション)」だけですよ。あなたが車から見た光る物体をUFOだと思った、その直感こそが大切なんですね。
イー はあ、でもインスピレーションだけというのは、何か頼りない気がいたしますね。
渡ー そうでしょうね。私たちの地球では、直感というと単なる思いつきのように思われて、軽く見られがちですからね。しかし、脳であれこれ考えてしまう前の、心にすなおに湧く思い、これが大切なんですね。また、このインスピレーションは、すべての段階のバイブレーションをつらぬいて働く最高の通信手段であり「魂の声」なのですよ。
イー それでは、心に湧く思いをもっと注意して、だいじにしないといけませんね。
渡ー それはいいことですね。ダイアンという金星人が、ダナ・ハワードさんに語ったものにこんなのがありますよ、「人間に与えられた最大の贈り物は、インスピレーションです。直感の体系を通じて、宇宙の核心にふれることができます。直感は、変化の寸前の休止のときにやってきます。心が休息の状態にあるとき、心が宇宙の核心に触れるときに、それはやってきます。」とね。
イー なるほど、人間に与えられた最大の贈り物なのですね。
バイブレーションのちがい
渡ー そうですよ・・・。でもUFOも、むやみやたらとでるものではありません。現われる時は、それなりの目的がある場合が多いですからね。
イー 目的がないと現われないということは、通常の状態ではどこにおられるのでしょうか?SF映画のように、ワープしてきたりするのでしょうか?
渡ー そうですね、そういう場合もありますが、UFOというのは普通の状態では、私たちの肉眼では見えないのですよ。そして、姿を現す必要のある場合に私たちに見えるようにするということですね。
イー えっ、ふだんは見えないのですか?
渡ー はい、これは少し難しい話になるのですが、バイブレーション・波動がちがうのですね。たとえば、私たち地球に住む人間は、可視光線の赤色から紫色までの波動の物しか見ることも触ることもできませんね。それ以上や以下の波動、赤外線や紫外線になりますともう見ることはできなくなってしまいます。しかし、波動の世界はその外側に永遠にあるわけですから、私たちが見たり触ったりしている世界は、その波動の世界のほんの一部ということになります。それはちょうど、この紙を横から見た場合と同じような感じで(といいながら手元の用紙を横にする)私たちは、この狭い範囲の中で生活しているわけです。また私たちは、この本当に薄い領域の世界が全てであると思っていますが、実はこの世界はほんの 一部で、この紙の右側にもず〜と色々な次元の世界があり、左側にもまた色々な次元の世界があるわけですよ。UFO・宇宙人は、私たちの住む地球の次元よりも、もっと高い波動の次元におられる方々ですから、普通は私たちには見ることはできません。それが見える時は、UFO・宇宙人が私たちに姿を見せるなんらかの目的があって、意図的に自らの波動を下げて、私たちにあわせておられるわけですよ。もしそれがすべて見えますと、その数たるやものすごくて、空いっぱいのUFOが見え、人々はびっくりされると思いますよ。
イー へ〜、それはすごいですね、そうなんですか。それにしてもわざわざ私たちのために、波動を落として姿を現してくださっているとは知りませんでした。
渡ー そうですよ、それはたとえばテレビのようなもので、私たちのいる所は10チャンネルだと して、UFO・宇宙人のおられる所が2チャンネルだとしますね、私たちには10チャンネルでおこっていることしかわからないわけですけど、そのほかにも同時に8チャンネルとか6チャンネルとかで色々なことが行なわれているわけですよ。ただテレビとちがうところは、私たちのレベルからは高い波動の世界を垣間見ることは難しいですが、ハイ・バイブレーションの世界からは低い波動の世界で行なわれていることがよくわかり、また私たちにレベルをあわせることもできます。それはちょうど、ピアノの上手な人とあまりうまくない人がいたとしますね、上手な人は下手な人のひきかたをまねて指導することができ ますが、下手な人は上手な人のまねをすることはできないのと似ています。わかりますかね?
イー はあ、なんとなく・・・。
渡ー 別の例で言いますと、子供の時に、よくアリなんかをじっと見て遊んだりしませんでしたか?
イー はい、しましたね。アリが巣に、なにかたべものを運んでいるところとか、何万匹ものアリの行列を、どこまでつづいているのか確かめたり、その行列に障害物をおいてみて、困っている様子を見ておもしろがったりしていましたよ(笑い)。
渡ー そうでしょう、子供はみんなやるんですよね(笑い)。その時の情景を思い出してほしいのですよ。私たちはアリをじっと観察していますが、アリには上から眺められていることがわからないで、もくもくとエサを運んだりしているわけですよ。これと同じように、私たちも次元の違う上の方から見られているということですね。
イー なるほど、わかりました。でも、なんかそう思うと不気味な、コワイような気がしますね。
渡ー だいじょうぶですよ、子供のように障害物を置いたり、ふんづけたりしませんから(笑い)。宇宙の方々は、愛情をもって見ておられますからね。
イー そうですか、安心しました。ところでその次元の違う所というのは、死後の世界・霊界とかと同じようなものなのでしょうか?
渡ー たしかに霊界も、私たちのように生きている者にとっては見えない世界ですので、異なった波動の世界であることは確かなのですが、それでも同じ地球上の世界ですので、宇宙の他の惑星との周波数の違いから比べますと、ほとんど同じレベルの世界と思っていいと思いますよ。
イー 私たちのこの地球と、他の遊星のバイブレーションはそんなにも違うのですか?
渡ー ええ、たとえば金星に住む方々は、・・・
イー え!?、金星にも宇宙人がおられるのですか?
渡ー はい、私たちの太陽系には金星だけではなくて、火星にも木星にも太陽も含めましたすべての惑星に宇宙人は住んでおられますよ。
イー え〜、太陽にもですか?でも太陽は、全体が原子爆弾の爆発のような大変なところで、金星にしましても何百度という灼熱の世界で、とても生物が生存できるような環境ではないのではないですか?
渡ー 私たちがコンタクトによりまして宇宙人から聞きましたところによりますと、太陽はけっして原子爆弾の爆発の固まりのようなものではなくて、太陽系では一番進化したハイ・バイブレーションの方々が住んでおられるということですよ。その輝きも、とてつもない高温によるものではなくて、いってみれば輝かしいオーラのようなもので、それを私たちが暖かく感じるのは、地球の磁場などとの、摩擦熱によるものだそうです。金星におきましても、宇宙探査機のボイジャーなどが観測の結果を送ってきて、灼熱の世界だということになっていますが、私たちが科学的に他の惑星のことを知るのは根本的に無理があるのですよ。なぜならば先程も言いましたように、波動が違いますから。たとえ私たち地球人が金星の ことを、なんらかの器材で観測できたとしても、その器材は、地球のバイブレーションの範囲内のことしか反応できないのですから。それ以上のことを知ろうと思いますと、私たち自身のバイブレーションを高めざるをえないのですね。
イー はあ〜、なんだか気が遠くなってきました。そんなにも他の惑星と、私たちの地球とでは波動のレベルがちがうのでしょうか?
渡ー はい、ちがいますね。たとえば金星に住む人々の肉体は、私たちのものよりも希薄で、ことばではうまく表現できませんが、仮に私たちの精神と肉体との比率が5%対95%だとしますと、金星の人々は50%対50%というふうに、肉体の物質的要素の割合が少なくなっているのですよ。その金星の人の中でもハイ・バイブレーションの方は、もう食料をとらなくてもいいそうですよ。それぐらい肉体が希薄に進化しておられるのですね。
イー そんなに差があるのですか。
渡ー はい。もっと別の例で言いますと、この地球のバイブレーションは、たいへんドット数の少ない安物のパソコン画像のようなものですよ。大まかな形は認識できるのですが、精妙なディテールはほとんど抜け落ちてしまっているんですね。しかし、私たちはこの世界に生まれ落ちたときから、その状態に慣れ親しんでいるために、この状態がすべてであると錯覚しているんですよ。
イー はあ〜なるほど。それと良く似た話を聞いたことがありますよ。生まれたてのネコに横のラインが見えないメガネをかけさせ育てますと、大きくなってそのメガネをはずしても、かわいそうなそのネコは横のラインが見えなくて、横状になっている棒に頭をぶつけたりしてしまうそうですよ。
渡ー はあ〜そうですか、それは興味深い実験ですね、そのネコにはかわいそうですが・・・たぶん私たちも、そのネコと同じような状態になっているんでしょうね。もちろん私たちは幸いにも、目に見えないハイ・バイブレーションの世界の物に頭をぶつけたりしませんがね・・(笑い)
魂の学びと惑星
イー ほんとうですね、(笑い)。それにしましても、どうして惑星によってそんなに進化の程度がちがうのでしょうか?
渡ー それはいろいろな理由があるのですが、その一つには私たちの魂にとりましては惑星は学校のようなもので、私たちはそれぞれの魂の進化に応じた惑星に生まれて魂をみがくのですよ。そのために色々なレベルの惑星があるのですね。
イー それは仏教思想でいう輪廻転生思想のようなものなのでしょうか?
渡ー はい、近いものだと思います。たとえば私たち地球に生きている人間も、平均しますと100回ぐらいはこの惑星で生まれ変わっていろいろなことを学び、魂をみがいていると言われていますよ。
イー やはりそうだったんですか。私も現在の科学的常識の、私たちは無から生まれ、死ねばまた無へ還るというのは、なにか腑に落ちない感じがありましたが、やはり生まれ変わりというのはあるのですね。
渡ー 私たちが生まれる前まではなにもない無で、死んでしまったらまた無になってしまうとは、感覚的にいってもなにか変だとは思いませんか?
イー そうですよね。やはり何度も生まれ変わっているんですね。
渡ー はい、それで、もうこの地球でじゅうぶん学んだと、卒業だということになりますと今度は次の惑星に行くのですね。それはちょうど学校に似ていますね。地球が幼稚園か小学校だとしますと、そこでいろいろなことを学び魂をみがいて卒業し、中学校に相当する惑星に行って、そこでまた学ぶというわけで永遠に自らを高めていくわけですね。
イー いやあ〜、これもまた気の遠くなる話ですね、私たちの学びは永遠に続くわけですね。
渡ー そうなんですよ。
マッチは被災地に行かないくせに
『パンダ』『パンダ』言ってるから笑
一度被災地に行けよ〜マッチ
Posted by at 2012年04月17日 19:57